グレード選びROADSTER

【2026年版】ロードスターのグレード選びを完全解説!幌・RF全9グレードとMT・ATの違い

約9分

皆さんこんにちは、カタリです。

ロードスターは、乗ると思わず笑顔になってしまう、マツダの神髄のような車です。2023年の大幅な商品改良で完成度がさらに上がり、2026年には新色のジンクグリーンメタリックも追加されました。

ただ、ロードスターは幌とRFで9グレード、さらにMTとAT、特別仕様車もあって、意外と選び方が複雑です。今回はグレードごとの違いを整理して、選び方の要点をまとめました。

先に結論:こんな人にはこのグレード

  • とにかく軽く、素のロードスターを味わいたい → S(295.9万円)
  • 普段使いも快適な、バランスのいい1台 → S Special Package+ツーリングパッケージ(325.6万円〜)※カタリのおすすめ
  • レザーとBoseで上質に → S Leather Package/V Selection(355.3万円〜)
  • 足まわりまで仕上がった走りの1台 → RS/PS(366.3万円〜)
  • ゆったり流すオープンカー → RF VS(421.3万円〜)

幌(ソフトトップ)か RF か

幌とRFの違い

ROADSTER(幌) ROADSTER RF
エンジン 1.5L(136PS/152N・m) 2.0L(182PS/206N・m)
WLTCモード燃費 16.9〜17.3km/L 15.3〜15.9km/L
車両重量 1,010〜1,080kg 1,110〜1,150kg
屋根 手動で開けるソフトトップ 電動で開くリトラクタブルハードトップ
価格 295.9万円〜 385万円〜

まず決めたいのが、幌かRFかです。幌は1トン少しの軽さと、軽快な1.5Lが魅力。RFは2.0Lの余裕と、クローズド時の静かさ・上質さが魅力です。どちらもハイオク指定です。

9グレードと価格

ロードスターの9グレードと価格

型 グレード MT AT
幌 S 2,959,000円 —
幌 S Special Package 3,146,000円 3,267,000円
幌 PS(特別仕様車) 3,663,000円 —
幌 S Leather Package 3,553,000円 3,674,000円
幌 S Leather Package V Selection 3,608,000円 3,729,000円
幌 RS 3,740,000円 —
RF RF S 3,850,000円 3,883,000円
RF RF VS 4,213,000円 4,246,000円
RF RF RS 4,367,000円 —

(2026年10月時点・メーカー希望小売価格・税込)

S、PS、RS、RF RSはMTだけです。ATを選びたい場合は、幌のS Special Package/S Leather Package系か、RFのS・VSから選ぶことになります。

MT か AT か

MTとATの違い

MTだけに付くもの ATだけに付くもの
アシンメトリックLSD(Sを除く) 全車速追従のレーダー・クルーズ・コントロール
DSC-TRACKモード ステアリングシフトスイッチ(パドル)
軽量フライホイール i-stop・i-ELOOP
リアスタビライザー・トンネルブレースバー(幌) ドライブセレクション・AT誤発進抑制制御

2023年の改良で追加されたアシンメトリックLSDはMTだけの装備で、コーナリングがより気持ちよくなります。

とはいえ、以前RF VSのATに試乗したときも、ATだから楽しくないということはまったくありませんでした。ロードスターの軽快さはそのままで、鼻先がスッと入っていく感覚はしっかり味わえます。ATはマツダ内製ではありませんが、普通に乗っていて違和感を感じることもありません。走りの一体感を求めるならMT、ゆったり流すならAT。特にRFとATの組み合わせは相性がいいと感じました。

エクステリアの違い(幌)

幌のエクステリアの違い

グレード ホイール 幌の色 ドアミラー
S/S Special Package 16インチ ブラック ブラック ピアノブラック
PS 16インチ RAYS鍛造+Brembo グレー ピアノブラック
S Leather Package 16インチ ブラック ブラック ピアノブラック
V Selection 16インチ 高輝度塗装 ベージュ ボディ同色
RS 16インチ ブラック(RAYS鍛造+Bremboを選べる) ブラック ピアノブラック

見た目でいちばん個性があるのはV Selectionです。ベージュの幌とボディ同色のミラー、シルバーのホイールで、クラシカルな雰囲気になります。

インテリアの違い(幌)

幌のインテリアの違い

グレード シート エアコン サウンド
S クロス マニュアル 6スピーカー
S Special Package/PS クロス/レガーヌ フルオート 6スピーカー
S Leather Package レザー(ブラック) フルオート Bose 9スピーカー
V Selection ナッパレザー(スポーツタン) フルオート Bose 9スピーカー
RS RECARO(アルカンターラ/ナッパレザー) フルオート Bose 9スピーカー

S → S Special Package(MT +187,000円)

SからS Special Packageで付く装備

Sは、いちばん軽い(1,010kg)素のロードスターです。エアコンはマニュアル、スピーカーは6つ、レーダー・クルーズもALHも付きません。走りに集中するための、潔いグレードです。

S Special Packageで付くのは次のとおりです。

  • フルオートエアコン、フレームレスの自動防眩ルームミラー
  • クロス/レガーヌのシート、カップホルダー×2
  • MTはアシンメトリックLSD、リアスタビライザー、トンネルブレースバー
  • ATを選べる

さらに**ツーリングパッケージ(110,000円)**を付けると、ALH、交通標識認識、レーダー・クルーズ・コントロール、シートヒーター、フルセグTVが追加されます。

商品改良後のS Special Packageを見たとき、プラットフォームの刷新もあって「過去イチの完成度」だと感じました。S Special Packageにツーリングパッケージを付けるのが、普段使いと走りのバランスがいちばんいい選び方だと思います。

PS・S Leather Package・V Selection

PS・S Leather Package・V Selection

  • PS(特別仕様車・MTのみ 366.3万円):ビルシュタインダンパー、RAYS鍛造ホイール+Brembo(シルバー)、グレーの幌。ALHやレーダー・クルーズも標準
  • S Leather Package(MT 355.3万円/AT 367.4万円):ブラックのレザーシート、Bose 9スピーカー、遮音材付きの幌
  • V Selection(MT 360.8万円/AT 372.9万円):S Leather Packageの+55,000円で、スポーツタンのナッパレザー、ベージュの幌

新色のジンクグリーンメタリックは、公式サイトのPSの写真にも使われている色です。落ち着いたアースカラーの緑で、実物は想像以上にモダンな印象でした。

RS(MT 374万円)

RS

幌の最上級グレードです。

  • RECAROシート(アルカンターラ/ナッパレザー)
  • ビルシュタインダンパー、大径ブレーキローター、フロントサスタワーバー
  • アシンメトリックLSD、Bose 9スピーカー
  • オプション(330,000円):Brembo(レッド)+RAYS鍛造ホイール

PSとの違いは、RSにはRECAROシートとBoseが付くこと。PSは鍛造ホイールとBremboが標準で、グレーの幌です。

ROADSTER RF の3グレード

RFの3グレード

RF S RF VS RF RS
価格 MT 385万円/AT 388.3万円 MT 421.3万円/AT 424.6万円 MTのみ 436.7万円
ホイール 17インチ 切削加工 17インチ 切削加工 17インチ ブラック(BBS鍛造を選べる)
シート クロス/レガーヌ ナッパレザー(スポーツタン) RECARO(アルカンターラ/ナッパレザー)
サウンド 6スピーカー Bose 9スピーカー Bose 9スピーカー
ルーフ ボディ同色 ボディ同色 2トーン(ピアノブラック)

RFは、ALH、交通標識認識、レーダー・クルーズ、シートヒーター、フルオートエアコンが全グレード標準です。上質に乗るならスポーツタン内装のVS、走りを突き詰めるならRSです。

運転支援・快適装備の違い

運転支援・快適装備の違い

装備 S S Special Package PS Leather系 RS RF(全車)
ALH — ツーリングパッケージ ○ ○ ○ ○
交通標識認識 — ツーリングパッケージ ○ ○ ○ ○
レーダー・クルーズ — ツーリングパッケージ ○ ○ ○ ○
シートヒーター — ツーリングパッケージ ○ ○ ○ ○
フルオートエアコン — ○ ○ ○ ○ ○

衝突被害軽減ブレーキやブラインド・スポット・モニタリングなどの基本的な安全装備は全車標準です。レーダー・クルーズはATだけ全車速追従になり、ATにはAT誤発進抑制制御も付きます。

ボディカラーは7色

ロードスターのボディカラー

ボディカラー 追加料金
ソウルレッドクリスタルメタリック +66,000円
マシーングレープレミアムメタリック +55,000円
スノーフレイクホワイトパールマイカ +33,000円
ジンクグリーンメタリック(新色・2026年10月生産開始予定) —
エアログレーメタリック —
ディープクリスタルブルーマイカ —
ジェットブラックマイカ —

RF RSは2トーンルーフになるため、ジェットブラックマイカは選べません。

まとめ:迷ったときの選び方

迷ったときの選び方

ロードスターのグレード選びは、次の順番で考えるのがおすすめです。

  1. 幌かRFか(軽さの1.5Lか、余裕の2.0L+電動ハードトップか)
  2. MTかATか(ATならS Special Package、Leather系、RF S・VSから)
  3. 快適装備と内装で選ぶ(迷ったらS Special Package+ツーリングパッケージ)

どのグレードを選んでも、ロードスターの「走る楽しさ」は変わりません。ぜひ試乗して、自分に合う1台を見つけてください。

皆さんなら、どのグレードを選びますか? 動画のコメント欄で教えてもらえるとうれしいです。

※価格・装備は2026年10月時点のマツダ公式サイトと「主要諸元・装備」(2026年6月現在)の情報です(メーカー希望小売価格・消費税10%込み)。競技用ベース車のNR-Aは省略しています。最新の情報はマツダ公式サイトや販売店でご確認ください。

関連記事