グレード選びCX-80

【2026年版】CX-80のグレード選びを完全解説!8グレードの違いと2列目シートの選び方

約14分

皆さんこんにちは、カタリです。

私はCX-80のXD-HYBRID Premium Sports(アーティザンレッド)に乗っていて、納車からもうすぐ2年になります。

CX-80は、グレードの名前が長くて分かりにくいです。2列目シートも3種類あって、どれを選べばいいか迷いやすい車だと思います。2026年3月の商品改良でラインナップが整理されたので、オーナーの立場から今のグレードの選び方をまとめました。

先に結論:こんな人にはこのグレード

  • 価格を抑えたい・7人乗りが欲しい・車中泊もしたい → XD Drive Edition(478.17万円〜)※カタリのいちばんのおすすめ
  • シートベンチレーションとBoseが欲しい。黒内装で高級感を出したい → XD Drive Edition Nappa Leather Package(509.3万円〜)
  • タン内装と2列目キャプテンシートを500万円台で → XD Premium Sports(544.72万円〜)
  • 静かさと燃費、ボディ同色の外装まで欲しい → XD-HYBRID(584.65万円〜)
  • 自宅で充電できて、給電機能も使いたい → PHEV(714.45万円〜)

CX-80はどんな車?

CX-80

項目 CX-80
全長×全幅×全高 4,990×1,890×1,710mm
乗車定員 6人または7人
パワートレイン 3.3Lディーゼル(XD)/3.3Lディーゼル+マイルドハイブリッド(XD-HYBRID)/2.5Lガソリンのプラグインハイブリッド(PHEV)
トランスミッション 8速AT(全車)
駆動方式 XDは2WD(FR)と4WD、XD-HYBRIDとPHEVは4WDのみ

CX-80はマツダでいちばん大きい3列シートSUVです。CX-60と同じ後輪駆動のプラットフォームを使っていて、ホイールベースを伸ばして3列目を確保しています。

大きい車ですが、走らせると本当に楽しいです。ワインディングでは、この巨体からは想像できないほどしなやかに曲がってくれます。高速道路では、長いホイールベースのおかげで安定感があり、長距離でもまったく疲れません。私は兵庫から東京まで、1回の給油で往復できるくらい走れています。

一方で、乗り心地は硬めです。路面の凹凸はしっかり伝わってきます。私は「ドライバーが楽しく走れる車」だと納得して乗っていますが、気になる方は必ず試乗してみてください。

まずはパワートレインを決める

CX-80のパワートレイン3種類

CX-80のグレード選びは、パワートレインを最初に決めると分かりやすくなります。

XD XD-HYBRID PHEV
エンジン 3.3L 直6ディーゼルターボ 3.3L 直6ディーゼルターボ+48Vマイルドハイブリッド 2.5L 直4ガソリン+モーター
最高出力/最大トルク 231PS/500N・m 254PS/550N・m(+モーター) 188PS/250N・m(+モーター175PS/270N・m)
WLTCモード燃費 18.2km/L(2WD)/16.8km/L(4WD) 19.0km/L 12.9km/L(EV走行換算距離67km)
駆動方式 2WD/4WD 4WD 4WD
価格 478.17万円〜 584.65万円〜 714.45万円〜

(燃費はサンルーフなし。PHEVとXD-HYBRIDはサンルーフ付きの値です)

XD(素のディーゼル)

普通のディーゼルでも、走りに不満はまったくありません。XD Premium Sportsに試乗したとき、私が乗っているXD-HYBRIDよりも軽快で、ハンドルも軽いと感じたくらいです。2WDなら車両重量が100kg近く軽くなる点も効いています。

XD-HYBRIDとの違いは、主に次の2つです。

  • アイドリングストップからの再始動:XDはセルモーターでエンジンを掛け直すので、音と振動が出る。XD-HYBRIDはモーターで静かに再始動する
  • 燃費:低負荷時にエンジンを止めて走るXD-HYBRIDの方が少し有利

普段XD-HYBRIDに乗っている私でも「これで十分」と思えたので、価格差を考えるとXDはかなり魅力的です。

XD-HYBRID

静かさ、上質さ、燃費のすべてで一段上です。私が選んだのもこれです。4WDのみになるので、雪の多い地域や、長距離を走る方におすすめです。

PHEV

自宅で充電できるなら、近場はほぼ電気だけで走れます。AC1500W電源とV2Hにも対応していて、キャンプや停電時の電源にもなります。

ただし、価格はXD-HYBRIDより約80万円高くなります。以前、PHEVで高速道路を約885km走ったときは、エンジンで走った区間の燃費が約15.4km/Lでした。充電環境がある人向けのパワートレインです。

8グレードと価格

CX-80の8グレードと価格

パワートレイン グレード 2WD 4WD
XD XD Drive Edition 4,781,700円 5,018,200円
XD XD Drive Edition Nappa Leather Package 5,093,000円 5,329,500円
XD XD Premium Sports 5,447,200円 5,683,700円
XD-HYBRID XD-HYBRID Drive Edition Nappa Leather Package — 5,846,500円
XD-HYBRID XD-HYBRID Premium Sports — 6,347,000円
XD-HYBRID XD-HYBRID Premium Modern — 6,347,000円
PHEV PHEV Premium Sports — 7,144,500円
PHEV PHEV Premium Modern — 7,144,500円

(2026年10月時点・メーカー希望小売価格・税込)

グレードは大きく次の2系統に分かれます。

  • Drive Edition系(XD Drive Edition、Nappa Leather Package):ブラック基調の内装。2列目はベンチシートかウォークスルーを選べる
  • Premium系(Premium Sports、Premium Modern):タンかピュアホワイトの内装。2列目はキャプテンシート

XDの4WDは、どのグレードも2WDより236,500円高くなります。

2026年3月の商品改良では、Exclusive系のグレードとPHEVのL Packageがなくなりました。代わりにXD-HYBRID Drive Edition Nappa Leather Packageが追加され、グレード数がかなり減りました。

2列目シートは3種類

CX-80の2列目シート3種類

CX-80で一番迷うのが2列目シートです。どのタイプを選ぶかで、選べるグレードも変わります。

7人乗り ベンチシート 6人乗り ウォークスルー 6人乗り キャプテンシート
選べるグレード Drive Edition系 Drive Edition系 Premium系(5グレード)
2列目の間 座席(3人掛け) 通路 大型コンソール
2列目を倒したとき フラット フラット フラットにならない
2列目の快適装備 センターアームレスト 角度調整できるアームレスト 電動リクライニング・シートベンチレーション

以前、3種類すべてに乗り比べました。2列目の足元の広さは、どのタイプもほぼ同じです。違いは使い勝手にあります。

  • ベンチシート(7人乗り):とにかくたくさん乗れる。6:4分割で倒すと荷室がフラットになるので、アクティブに使う人向け
  • ウォークスルー(6人乗り):2列目の真ん中が通路になっていて、3列目への乗り降りがとても楽。長い荷物も積みやすく、ファミリーにいちばんおすすめ
  • キャプテンシート(6人乗り):2列目に座る人の快適さはいちばん。電動リクライニング、シートベンチレーション、深いコンソールが付く。ただし2列目がフラットに倒れない

私のPremium Sportsはキャプテンシートです。車中泊のときはコンソールに足を乗せて寝ています。寝られないことはありませんが、少し窮屈です。車中泊を重視するなら、ベンチシートかウォークスルーの方がいいと思います。

XD Drive Edition は「いちばんのおすすめ」

CX-80でいちばん売れていて、私がいちばんおすすめしたいのがXD Drive Editionです。

  • 478.17万円から買えるのに、レザーシートで見た目の高級感も十分
  • 6人乗りならグレージュ内装を選べる。明るくて、これがとてもおしゃれ
  • 7人乗りのベンチシートも選べる。2026年3月の商品改良で2WDにも設定された
  • 2列目がフラットになるので、車中泊もしやすい
  • 3列目にもUSBとエアコンの吹き出し口がある

Drive Editionにない主な装備はこちらです。

  • 前席のシートベンチレーション
  • Boseサウンドシステム(サンルーフとのセットオプション)
  • アンビエントライト

「夏場のベンチレーションは必須」という方は、次のNappa Leather Packageを検討してみてください。

Drive Edition → Nappa Leather Package(+311,300円)

Nappa Leather Packageで付く装備

装備 Drive Edition Nappa Leather Package
シート レザー(ブラック/グレージュ) ナッパレザー(ブラック)
前席シートベンチレーション — ○
助手席パワーシート 8Way 10Way
Boseサウンドシステム(12スピーカー) オプション(サンルーフとセット) ○
アンビエントライト・フットランプ・LEDダウンライト — ○
ドライバーパーソナライズ — ○
ルームミラー 自動防眩 自動防眩(フレームレス)
ドアトリム加飾 メッシュメタル/インレイメタルウッド マットブラックヘアライン

価格差は311,300円です。ベンチレーション、Bose、照明類がまとめて付くので、装備の内容を考えると割安だと思います。

注意したいのは、Drive Editionの**Boseはパノラマサンルーフとのセット(203,500円)**でしか付けられないことです。「サンルーフもBoseも欲しい」なら、Drive Edition+セットオプションとNappa+サンルーフ(121,000円)の差は228,800円まで縮まります。

XD Premium Sports と XD-HYBRID Premium Sports

XDとXD-HYBRIDのPremium Sportsの違い

Premium Sportsの2列目キャプテンシート

Premium Sportsは、タン内装と2列目キャプテンシートが特徴のグレードです。CX-60の頃から通算すると、私は3年以上このタン内装に乗っていますが、まったく飽きません。

2025年に追加されたXD Premium Sportsのおかげで、このタン内装を500万円台で選べるようになりました。XD-HYBRIDとの主な違いはこちらです。

XD Premium Sports XD-HYBRID Premium Sports
パワートレイン ディーゼル(231PS) ディーゼル+マイルドハイブリッド(254PS)
駆動方式 2WD/4WD 4WD
フェンダー・ボディ下部 黒い樹脂 ボディ同色
パノラマサンルーフ オプション(121,000円) 標準
前進時左右接近物検知(SBS-FC) — ○
価格(4WD) 5,683,700円 6,347,000円

4WD同士の差は663,300円です。XD-HYBRIDはサンルーフが標準なので、XDにサンルーフを付けて比べると、実質的な差は542,300円になります。

内装の質感はまったく同じです。見た目で違うのはボディ下部の色だけ。黒い樹脂だとSUVらしく引き締まって見えるので、これはこれでかっこいいと思います。2WDで十分・タン内装が欲しい・価格は抑えたいなら、XD Premium Sportsはとてもお買い得です。

外装は3パターンだけ

グレード別エクステリアの違い(正面)

グレードが8つもあるので外装もバラバラに見えますが、実は3パターンしかありません。

XD系 XD-HYBRID・PHEV Premium Modern
対象グレード XD Drive Edition/Nappa Leather Package/XD Premium Sports XD-HYBRID Drive Edition Nappa Leather Package/Premium Sports XD-HYBRID・PHEVのPremium Modern
シグネチャーウイング ブラッククローム ブラッククローム クロームメッキ
フェンダー・バンパー下部 材着ブラック(黒い樹脂) ボディ同色 ボディ同色
ドアミラー ピアノブラック ピアノブラック ボディ同色
20インチホイール ブラックメタリック(XD専用) ブラックメタリック 切削加工

グレード別エクステリアの違い(正面・横・ホイール)

つまり、同じパワートレインなら Drive Edition と Premium Sports は外装が同じです。見た目で選ぶなら「黒い樹脂のSUVらしさ(XD)」「ボディ同色のすっきりした上質さ(XD-HYBRID・PHEV)」「クロームで華やかなPremium Modern」の3択と考えると分かりやすいです。

内装は5パターン

CX-80の内装5パターン

グレード シート カラー
Drive Edition レザー ブラック/グレージュ(グレージュは6人乗りのみ)
Nappa Leather Package(XD/XD-HYBRID) ナッパレザー ブラック
Premium Sports(XD/XD-HYBRID/PHEV) ナッパレザー+レガーヌ タン
Premium Modern(XD-HYBRID/PHEV) ナッパレザー ピュアホワイト

Premium Modernは、ドアに本杢(メープル)を使っています。外装のメッキパーツもクロームになり、ほかのグレードとは雰囲気がまったく違います。上品で落ち着いた雰囲気が好きな方は、ぜひ実車を見てみてください。

安全装備は全グレードほぼ共通

CX-80の安全装備

CX-80は、安全装備(i-ACTIVSENSE)が全グレードでほぼ共通です。安いグレードを選んでも、安全面で我慢することはほとんどありません。

全車に標準で付く主な装備はこちらです。

  • 衝突被害軽減ブレーキ(スマート・ブレーキ・サポート):前方・後方の検知に加えて、対向車や交差点・右折時の事故回避アシストまで
  • 車線・死角:レーンキープ・アシスト、緊急時車線維持支援(ELK)、ブラインド・スポット・モニタリング(降車時警告付)、後側方・前側方の接近車両検知
  • 運転支援・見守り:全車速追従のレーダー・クルーズ・コントロール、クルージング&トラフィック・サポート(CTS)、ドライバー・モニタリング、ドライバー異常時対応システム(DEA)
  • 視界・駐車:アダプティブ・LED・ヘッドライト(ALH)、360°ビュー・モニター(シースルービュー)、前後のパーキングセンサー

グレードによって違うのは、次の2か所だけです。

装備 付くグレード
前進時左右接近物検知(SBS-FC) XD-HYBRID・PHEVのみ(XDには付かない)
リアフォグランプ・フロントワイパーデアイサー・ヘッドランプウォッシャー 4WDのみ(XDの2WDには付かない)

なお、DEAの居眠り検知・路肩への停車と、クルーズの速度標識連動は、ショップオプションの「マツダオンラインナビ用SDカード」を付けたときに使える機能です。

メーカーオプションとボディカラー

メーカーオプションとボディカラー

メーカーオプションは少なく、選ぶのは簡単です。

グレード メーカーオプション
XD Drive Edition Boseサウンドシステム+パノラマサンルーフ(セット)203,500円
Nappa Leather Package(XD/XD-HYBRID)、XD Premium Sports パノラマサンルーフ 121,000円
XD-HYBRID・PHEVのPremium Sports/Premium Modern なし(サンルーフ標準)

ボディカラーは8色で、全グレードで全色を選べます。

ボディカラー 追加料金
ソウルレッドクリスタルメタリック +77,000円
アーティザンレッドプレミアムメタリック +77,000円
マシーングレープレミアムメタリック +55,000円
ロジウムホワイトプレミアムメタリック +55,000円
メルティングカッパーメタリック —
プラチナクォーツメタリック —
ディープクリスタルブルーマイカ —
ジェットブラックマイカ —

私が選んだのはアーティザンレッドプレミアムメタリックです。落ち着いた深みのある赤で、1年半以上経った今でも見るたびに満足しています。日本ではCX-80でしか選べない、レアな色です。

アーティザンレッドのCX-80

まとめ:迷ったときの選び方

迷ったときの選び方

CX-80のグレード選びは、次の順番で考えるのがおすすめです。

  1. パワートレインを決める(価格重視ならXD、静かさと燃費ならXD-HYBRID、充電できるならPHEV)
  2. 2列目シートを決める(7人乗り・車中泊ならベンチ、ファミリーならウォークスルー、2列目の快適さならキャプテン)
  3. 内装の色と装備で選ぶ(ブラック/グレージュのDrive Edition、ベンチレーション付きのNappa、タンのPremium Sports、白のPremium Modern)

どのグレードを選んでも、CX-80の広さと走りの良さは変わりません。迷ったら、まずはXD Drive Editionを基準にして、足りない装備があれば上のグレードを検討してみてください。

皆さんなら、どのグレードを選びますか? 動画のコメント欄で教えてもらえるとうれしいです。

※価格・装備は2026年10月時点のマツダ公式サイトと「主要諸元・装備」(2026年3月現在)の情報です(メーカー希望小売価格・消費税10%込み)。最新の情報はマツダ公式サイトや販売店でご確認ください。

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