【2026年版】CX-60のグレード選びを完全解説!全11グレードの違いと選び方
皆さんこんにちは、カタリです。
マツダのラージ商品群・第1弾モデルの CX-60。後輪駆動ベースのプラットフォームに直列6気筒ディーゼルと、魅力の詰まった1台ですが、2026年3月の商品改良でさらに隙のないモデルになりました。
ただ、車を買ううえで避けて通れないのが「どのグレードを選べば正解なの?」という悩み。CX-60はパワートレイン4種類・全11グレードとバリエーションが多く、正直かなり迷います。
そこで今回は、動画で使ったグレード選びの資料をもとに、違いを要点だけに絞ってまとめました。動画は36分あるので、記事で要点をつかんでから気になるところを動画で見る、という使い方もおすすめです。
先に結論:こんな人にはこのグレード
- とにかく軽快に走りたい・価格を抑えたい → 25S(382.8万円〜)
- 6気筒ディーゼルをお手頃に → XD Drive Edition(430.3万円〜)
- 快適装備も欲しい → +約30万円で Nappa Leather Package / Exclusive Mode(シートベンチレーション・BOSE・イルミネーションが付く)
- 赤い内装が気になる → XD-HYBRID Burgundy Leather Package(サンルーフ込みで考えると、Nappaとの実質差は約3万円)
- パワーと電動化の最先端 → PHEV(649.55万円。補助金も要チェック)
CX-60はどんな車?
まずはボディサイズから。
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 全長×全幅×全高 | 4,740×1,890×1,685mm |
| ホイールベース | 2,870mm |
| 最小回転半径 | 5.4m |
DセグメントのミドルクラスSUVです。注意点は全幅1,890mm。大きめではありますが、実際に私が乗っていた感想としては、よっぽど狭い道に入っていかない限り持て余すほどではありません。
むしろ驚いたのが小回りの良さ。最小回転半径5.4mで、このボディサイズに見合わないくらい小回りが効きます。全幅の大きさは、この小回りの良さでかなりカバーできていると感じます。
4つのパワートレインの違い

CX-60のパワートレインは4種類です。
| 25S | XD | XD-HYBRID | PHEV | |
|---|---|---|---|---|
| エンジン | 直4ガソリン 2.5L | 直6ディーゼル 3.3L | 直6ディーゼル 3.3L+マイルドハイブリッド | 直4ガソリン 2.5L+モーター |
| 駆動方式 | 2WD / 4WD | 2WD / 4WD | 4WD | 4WD |
| エンジン出力 | 188PS / 250N・m | 231PS / 500N・m | 254PS / 550N・m | 188PS / 250N・m(システム総合 327PS) |
| WLTC燃費 | 14.1km/L(2WD) | 19.7km/L(2WD) | 21.0km/L | 14.3km/L |
| 車両重量 | 1,730kg〜 | 1,820kg〜 | 1,930kg〜 | 2,100kg |
2WDは後輪駆動です。純粋に後輪駆動を楽しみたいなら、2WDの設定がある 25S か XD を選ぶ必要があります。4WDも後輪駆動ベースなので、後輪駆動らしい楽しさと4WDの安定感を両方味わえます。
それぞれの性格をひとことで言うと、こんな感じです。
- 25S(ガソリン):一番軽く、軽快感が魅力。スペックは控えめですが力不足は感じず、特に2WDでは後輪駆動らしい軽快な走りが楽しめます。
- XD(ディーゼル):扱いやすさと価格のバランスが優秀。お手頃な価格で6気筒のパワーを楽しめます。モーターがないからといって不満に感じることはありません。
- XD-HYBRID:モーターのアシストでゼロ発進から滑らか。ディーゼル特有の低速域のもたつきが抑えられ、そのうえ6気筒のパワーは健在です。
- PHEV:システム総合出力327PSと4種類の中で一番パワフル。普段はモーターで走り、楽しみたいときはエンジンとモーターを組み合わせて走れる、二面性のあるパワートレインです。
ディーゼル2種類は燃費も優秀です。私が乗っていた頃は、実燃費で20km/L超えは当たり前、条件がいいと25km/L以上出ることもありました。このボディサイズと重さでこれは驚異的です。
グレードと価格一覧

全11グレードの価格です(2026年9月時点・メーカー希望小売価格・税込)。
| パワートレイン | グレード | 2WD | 4WD |
|---|---|---|---|
| 25S | L Package | 3,828,000円 | 4,053,500円 |
| 25S | Exclusive Mode | 4,130,500円 | 4,356,000円 |
| XD | Drive Edition | 4,303,200円 | 4,528,700円 |
| XD | Drive Edition Nappa Leather Package | 4,598,000円 | 4,823,500円 |
| XD | Premium Sports | 4,698,100円 | 4,923,600円 |
| XD-HYBRID | Drive Edition Nappa Leather Package | — | 5,340,500円 |
| XD-HYBRID | Drive Edition Burgundy Leather Package | — | 5,494,500円 |
| XD-HYBRID | Premium Sports | — | 5,703,500円 |
| XD-HYBRID | Premium Modern | — | 5,703,500円 |
| PHEV | Premium Sports | — | 6,495,500円 |
| PHEV | Premium Modern | — | 6,495,500円 |
数字だけだと分かりにくいので、価格の分布を図にしてみました。

25SとXDなら500万円以内に収まります。一方で、XD-HYBRIDは530万〜570万円、PHEVは649万円と飛び抜けていて、25S L Package(2WD)との差は約267万円もあります。ただしPHEVは補助金の対象になるので、実際の購入価格はもう少し下がります。
2WDと4WDの差は、どのグレードでも225,500円。 4WDには、リアフォグランプ、フロントワイパーデアイサー、ヘッドランプウォッシャー、ヒルディセントコントロール、Mi-Driveのオフロードモードなどが追加されます。同じグレード名であれば、それ以外の装備は共通です。
エクステリアは4系統

CX-60の見た目は、きっちり4系統に分けられます。
| スポーツ系 | モダン系 | XD系 | 25S系 | |
|---|---|---|---|---|
| 対象グレード | XD-HYBRID の Nappa / Burgundy / Premium Sports、PHEV Premium Sports | XD-HYBRID・PHEV の Premium Modern | XD の3グレード | 25S の2グレード |
| フロントグリル | ハニカムタイプ | バータイプ | ハニカムタイプ | バータイプ |
| シグネチャーウイング | ブラッククローム | クロームメッキ | ブラッククローム | クロームメッキ |
| ボディ下部 | ボディ同色 | ボディ同色 | 材着ブラック | 材着ブラック |
| サイドのバッジ | テクノロジーバッジ(ブラッククローム) | テクノロジーバッジ(クロームメッキ) | テクノロジーバッジ(ブラッククローム) | なし(材着ブラック) |
| ドアミラー | ピアノブラック | ボディ同色 | ピアノブラック | ボディ同色 |
| ホイール | ブラックメタリック | 切削加工+ブラックメタリック | ブラックメタリック(XD専用) | シルバーメタリック |

いちばん印象が変わるのはボディ下部です。電動化モデル(XD-HYBRID・PHEV)はボディ同色で、車が大きく見えて迫力があります。25S・XDは材着ブラック(樹脂パーツ)で、SUVらしく引き締まった印象になります。
- フロントバンパーの形状も、スポーツ系・モダン系とXD系・25S系で異なります
- サイドのテクノロジーバッジは「INLINE6」または「PHEV」。4気筒ガソリンの25Sだけはバッジがありません
タイヤは**全グレード 235/50R20(20インチ)**です。以前は18インチもありましたが、現在は20インチのみなので注意してください。ホイールは、スポーツ系・モダン系がシュッとした手裏剣のようなキレのあるデザイン、XD系・25S系がベーシックにスポークが伸びたデザインです。

ボディカラーは8色、全グレードで全色OK

- ソウルレッドクリスタルメタリック(+77,000円)
- マシーングレープレミアムメタリック(+55,000円)
- ロジウムホワイトプレミアムメタリック(+55,000円)
- ポリメタルグレーメタリック(2026年3月に新しく追加)
- ジェットブラックマイカ
- プラチナクォーツメタリック
- ジルコンサンドメタリック(全グレードで選べるようになりました)
- ディープクリスタルブルーマイカ
全グレードで全色から選べるので、「このグレードだと好きな色がない」という悩みがないのはうれしいポイントです。
インテリアは6種類

内装は、CX-60の魅力がいちばん詰まっているところだと思います。
| 内装 | シート | 特徴 | 対象グレード |
|---|---|---|---|
| Premium Sports | ナッパレザー/レガーヌ(タン) | インパネもタン、2トーンステアリング | XD / XD-HYBRID / PHEV の Premium Sports |
| Premium Modern | ナッパレザー(ピュアホワイト) | ルーセントクロス、本杢(メープル) | XD-HYBRID / PHEV の Premium Modern |
| Burgundy Leather Package | ナッパレザー(レッド) | インパネもレッド、レッドステッチ | XD-HYBRID Drive Edition Burgundy Leather Package |
| Nappa Leather Package / Exclusive Mode | ナッパレザー(ブラック) | コードバン調のインパネ | 25S Exclusive Mode、XD / XD-HYBRID の Nappa Leather Package |
| L Package / Drive Edition | レザー(ブラック) | スタンダードな黒内装 | 25S L Package、XD Drive Edition |
| L Package / Drive Edition | レザー(グレージュ) | 温かみのある明るい色 | 25S L Package、XD Drive Edition |
- Premium Sports のタン内装:この内装に惹かれて選ぶ方も多いはず。私もこれに惹かれて買いましたが、満足度はかなり高いです。

- Premium Modern:きれいな白と、優しい風合いのルーセントクロスで、日本らしいモダンな空間です。

- Burgundy Leather Package:2026年3月の商品改良で追加された、待望の赤内装。助手席前のパネルやステアリングのステッチまでレッドで、細かいところまで差別化されています。

- Nappa Leather Package:ナッパレザーのブラックシートは王道のかっこよさ。シートのベージュの差し色で、おしゃれ度が一段上がっています。
- L Package / Drive Edition:ブラックとグレージュから選べます。グレージュは、ピュアホワイトほど白くない温かみのある色です。グレージュを選べるのはこの2グレードだけです。
現在は全グレードがレザー以上(ファブリックシートの設定はなし)なので、どのグレードでも上質感があります。
コンソールパネルも6種類

コンソールまわりの加飾も6パターンあります。
- マットブラックヘアライン:Premium Sports(ガンメタリックのベゼル)と、Nappa Leather Package / Exclusive Mode(シルバーのベゼル)。商品改良で採用グレードが広がりました
- 本杢(メープル):Premium Modern専用。プラチナサテンのベゼルと合わせて、6種類の中でいちばん上質で品があります
- メッシュメタル:Burgundy(ガンメタリックのベゼル)と、L Package / Drive Edition(シルバーのベゼル)
- インレイメタルウッド:L Package / Drive Edition のグレージュ内装。個人的にかなりお気に入りの柄です
同じ柄でもベゼルがガンメタリックかシルバーかで、スポーティーに寄せるかモダンに寄せるかが変わります。ここまでコンソールのバリエーションが多い車はなかなかないので、ぜひ注目してみてください。
全グレード標準の装備が充実

CX-60は、どのグレードでも付いてくる装備がかなり充実しています。
- 12.3インチセンターディスプレイ:2026年3月の商品改良で、Apple CarPlay / Android Auto 使用時にタッチ操作に対応しました
- ハンズフリー機能付きパワーリフトゲート:実際に使っていて、とても重宝しています
- 電動チルト&テレスコピックステアリング:細かいドライビングポジションの調整が楽で、地味に便利です
- 商品改良で、Amazon Alexa への対応や、フロントドアガラスの改良による静粛性の向上も入りました
グレードで差が出る装備

グレードで差が出るのは、主に次の装備です(○標準、△メーカーオプション、—設定なし)。
| 装備 | 25S L Package / XD Drive Edition | 25S Exclusive Mode | XD Nappa / XD Premium Sports | XD-HYBRID Nappa | XD-HYBRID Burgundy / Premium Sports / Premium Modern | PHEV |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 運転席・助手席シートベンチレーション | — | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 助手席パワーシート | 8Way | 10Way | 10Way | 10Way | 10Way | 10Way |
| スピーカー | マツダ純正 8スピーカー | BOSE 12スピーカー | BOSE 12スピーカー | BOSE 12スピーカー | BOSE 12スピーカー | BOSE 12スピーカー |
| アンビエントライト等のイルミネーション | — | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| パノラマサンルーフ | — | — | △ | △ | ○ | ○ |
| AC電源 | 25S:— / XD:150W | — | 150W | 150W | 150W | 150W+1500W |
特に大きいのは次の4つです。
- シートベンチレーション:L Package / Drive Edition にはなく、オプションでも付けられません。夏場にかなり重宝する装備なので、欲しい人は上のグレードを選ぶ必要があります。
- イルミネーション:オーバーヘッドコンソールのLEDダウンライト、フットランプ、アンビエントライト、ドアのカーテシー&ポケットランプが、L Package / Drive Edition には付きません。夜の車内の見え方がけっこう変わるので、注意したいポイントです。
- BOSE:L Package / Drive Edition は純正8スピーカーで、オプションでもBOSEにはできません。とはいえ純正でも満足度は高いので、これでダメということはありません。
- パノラマサンルーフ:25Sは設定なし。XDの Nappa / Premium Sports と XD-HYBRID の Nappa はメーカーオプション(121,000円)。XD-HYBRID の Burgundy・Premium Sports・Premium Modern と PHEV は標準装備です。
車内でコンセントを使いたい方は、25SにはAC電源がない点に注意してください。PHEVは150Wに加えて1500Wの電源も付きます。
安全装備はほぼ全グレード共通

安全装備(i-ACTIVSENSE)は、ほぼすべての機能が全グレード標準です。アダプティブLEDヘッドライト、シースルービュー付きの360°ビューモニター、クルージング&トラフィックサポートなど、どのグレードを買っても充実しています。
唯一の差は、スマート・ブレーキ・サポートの**前進時左右接近物検知機能(SBS-FC)**が XD-HYBRID と PHEV だけという点です。商品改良で機能が追加され、兄弟車のCX-80と同等の安全装備になりました。
迷いやすい3つの比較
① Drive Edition / L Package → Nappa Leather Package / Exclusive Mode(+約30万円)

約30万円の追加で、次の装備が付きます。
- ナッパレザー(ブラック)
- シートベンチレーション
- 助手席10Wayパワーシート
- イルミネーション類(LEDダウンライト、フットランプ、アンビエントライト、カーテシー&ポケットランプ)
- BOSEサウンドシステム+12スピーカー
快適装備にこれだけ差があるので、魅力を感じるなら上のグレードがおすすめです。ただしグレージュの内装は L Package / Drive Edition でしか選べないので、ここは悩みどころです。
② XD Premium Sports → XD-HYBRID Premium Sports(+約78万円)

タン内装の Premium Sports は、XD と XD-HYBRID の両方に設定があります。4WD同士で比べると約78万円の差です。XDには2WD(469.8万円)もあるので、それと比べると約100万円の差になります。
主な違いは次のとおりです。
- パワートレイン:マイルドハイブリッドの有無で、スペックも乗り味も変わります
- パノラマサンルーフ:XDはメーカーオプション、XD-HYBRIDは標準装備。サンルーフがいらないなら、XDを選ぶのもありです
- 見た目:ボディ下部が材着ブラックかボディ同色か
- グリルシャッターの有無(燃費や性能の向上に効いています)
XDでも乗った印象は十分満足できますが、XD-HYBRIDの圧倒的なパワーと燃費、滑らかな走りも捨てがたく、悩ましいところです。
③ XD-HYBRID の3グレード(Nappa / Burgundy / Premium Sports)

どれもナッパレザーで、色が違います。
- Nappa Leather Package(ブラック):534.05万円
- Burgundy Leather Package(レッド):+154,000円
- Premium Sports(タン):さらに+209,000円
NappaとBurgundyの差は15.4万円ですが、Nappaはパノラマサンルーフがオプション(121,000円)、Burgundyは標準装備です。装備をそろえると、実質約3万円でレッドレザーの内装が手に入る計算になり、かなりお買い得に感じます。
Premium Sportsへの+約21万円は高く感じるかもしれません。ですが、ナッパレザーとレガーヌのコンビシート、レガーヌのデコレーションパネル、グローブボックス周りまでタンで仕上げたパネルなど、コストのかかった内容です。価格に見合う満足感は十分あると思います。
まとめ
CX-60のグレード選びは、次の順番で考えると整理しやすいです。
- パワートレインを決める(軽快な25S/バランスのXD/滑らかでパワフルなXD-HYBRID/最先端のPHEV)
- 内装の色を決める(ブラック・グレージュ・タン・ホワイト・レッド)
- 快適装備(シートベンチレーション・BOSE・イルミネーション・サンルーフ)が必要か確認する
このまとめはあくまで参考のひとつとして、最後は自分が気に入ったグレードを選ぶのがいちばんだと思います。実車や試乗で、ぜひ内装の色や乗り味を確かめてみてください。
皆さんなら、どのグレードを選びますか? 動画のコメント欄で教えてもらえるとうれしいです。
※価格・装備は2026年9月時点のマツダ公式サイトの情報です(メーカー希望小売価格・消費税10%込み)。最新の情報はマツダ公式サイトや販売店でご確認ください。


